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探偵ナイトスクープで貧困問題が見えて後味悪かった話

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今日の探偵ナイトスクープの最後の依頼者の頼みが屋根の修繕という珍しいものでした。
依頼文の要約としては48歳の女性が家賃3万の家に住んでいるが雨漏りがしており
大家に言っても直してくれない。
引っ越すにもお金がなくて、太っているので屋根に登って
雨漏りも直せないので手伝ってほしいという依頼でした。


そこでカンニング竹山さんが依頼者のもとに行き屋根の修理を行い
風呂の湯沸し器まで壊れていたので新しいものをプレゼント
(ホームセンターハンディーさんと近所の工務店に無理やり番宣させて
15万相当のガス釜をプレゼントさせてました。探偵ナイトスクープらしいですが。)
して依頼終了というなんとも優しさにあふれている感じでした。


ただ、なんだかこれって後味悪いんです。
それを察してか一応、感動モノなのに西田局長も全然泣いていないし。


というのもですね、問題が何も解決してないんですよ。
依頼は屋根を直してだったので対応はあっているし、風呂釜も新品になっていいのですが
そもそもの問題は屋根も直せないような貧困状態が問題なんですよ
それを一切解決せずにビニールシートを屋根の上に敷いて終わりじゃ
見てて後味悪いに決まってます。
ビニールシートなんて台風が来たら飛んでっちゃいますよ。
そんなのは見てて誰もが思うことでしょう
このままでは体を壊したら、即行き詰まってしまうような状況で
屋根にビニールシート掛けてやったーなんて喜べません。
映像を見てて、腰を痛めてるよでしたし、あれじゃすぐ限界を迎えますよ。


この人に必要なのは、ガス釜ではなくて的確なアドバイスをしてくれる人
だったのではないでしょうか。
家賃3万でももっとマシなところもあるし
お金の使い方を身に付ければパートでも、ちょっとずつ貯金ができるし
もうちょっとマシな生活が身につけれると教えてあげるべきなのです。
圧倒的に情報不足なのでしょうし、情報の得方もわからなければ
利用の仕方もわからないのではないでしょうか。
行政でも子ども(お子さんが二人いるそうです)でも誰でもいいので
ちょっとでもいいので手を差し伸べてもらえたらいいのにと番組を見終わって
感じてしまいました。


それとこの方、離婚歴があってその理由が片付けが全く
できなくて、旦那さんが嫁の面倒見るのがつかれたということ
だったそうなのですが、その話でゴミ屋敷を思い出してしまいました。
世間で言われているゴミ屋敷もこんな感じの人がなっていったのかと思うと
なんとも言えないですね。


こんな人が日本には五万といるのでしょう。
そう思うと、暗澹たる思いになってしまいます。
どこかで救われるといいなと願わずに入られないですが
やっぱり難しいんですかね。
ということで、今日の探偵ナイトスクープで日本の貧困が
見えてしまったという話でした。


ではでは