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原爆についての謝罪を希望している人っているの?

と、思いっきり炎上しそうな題名にしちゃっていますが
先ほどNHKのNewsCheck11でオバマ大統領が広島訪問について放送しておりました。
www4.nhk.or.jp


オバマ大統領が広島に訪問することになってテレビ局の
記者やアメリカで話題になっているのが原爆投下についての謝罪です。
この事について、NHKの解説委員が原爆の投下について謝罪を
訴えている人もいるので、そのことについても考えてほしいと
コメントをしておりました。


ここにいつも違和感を感じるのです。
今まで生きてきた中で謝罪をしてほしいと聞いたことがないのです。


それは自分が無知なのかもしれないですし
視野がせまいのかもしれません。
例えば謝罪してほしい人で思いつくのは
原爆で死んでいった人や遺族、被爆者の方々でしょう。
この謝罪の話が出てきた時、自分もこの人達が求めているのかと思いましたが
テレビでインタビュー受けていた被爆者の方々は
来てくれてうらしいや、この悲惨さを目にしてくれることに意義があると
おっしゃており、謝罪なんて言葉は一切出てきませんでした。
ほか、学校教育で広島に行った時もアメリカに謝罪を求めるなんて
一言も聞かなかったですし被爆者の実体験でも聞きませんでした。
そう、だから違和感を感じるんです。
この原爆投下に対する謝罪ってどこから出てきたんですか?
もし、アメリカから出てきたのをマスコミが聞いて、それを
逆輸入でアメリカに聞いているとしたら、それこそ大きなお世話じゃないでしょうか。
余計な心配をばらまいているように見えるのです。


ちなみに、私は安倍首相に難しいとは思いますがこう言って欲しかったです。
原爆投下への謝罪は要求しておりません。投下が終戦に寄与したかどうかも関係ありません。
ただ、原爆が起こす悲惨な死を世界で共有してほしい。
ぐらいに言ってもらえれば、アメリカやその他の核保有国にももうちょっと
メッセージは届いたのではないでしょうか。


なお、付け足しておくと、もちろん、私は原爆投下はやるべきではなかったとは思っています。
あの爆弾はあまりにも強力で惨たらしい死に方を
軍人民間人問わずに死に至らしめるので取るべきではなかったと思っています。
そういう意味では日本で行われていた空襲も同様ですし、アメリカばかりではなく
日本が行った重慶爆撃も同様です。


ただ、それが正しいか間違いかなんて国や宗教や人間が変われば正義にでもなるし
悪にでもなる、十人十色なのでで言及しても致し方無いと思っております。


とりあえずは戦争が起きない世界になればいいなです。


ではでは