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舛添都知事が退任したわけですけど、そこまで批判する必要あるのか

舛添都知事が退任を決定しましたね。
この数週間ずーっと、都知事関連のニュースばかりが多数をしめて
流れっぱなしで、だいぶ食傷気味になっております。
なので、ニュースが流れてても、チャンネルを変えるか
他のことをしてニュースを見ていないわけだったのですが
ここらへんにテレビ離れの原因があるんじゃないのかと
あさっての方向に思ってたりして。


さて、題名のごとく思うわけですが
そりゃ、都民から集めた税金で贅沢していたのはダメですよ。
批判されてしかるべきです。
そこは全然問題無いです。むしろ、自分は面と向かって
人を批判するのなんて怖くてできないので
デキる人は立派だと思います。えらい!


ただですね、今回のを見てると批判を通り越して
ただリンチをしてるようにしか見えないわけですよ。
ちょっとした弱い者いじめです。
いや、都知事なので間違いなく強者ですし
権力も多分に持ってますし、説明責任も出来てないですよ。
だからといって、日本国中から責められるような状況を
見ていると忍びないわけですよ。
悪いことしたけど、別荘売って、給料も無給でいいと
言っている人間に対して、ほぼ死にたいの人に対して
まだ批判を続けるってのは幾らなんでも余裕が
無さすぎはしないかなと思うわけです。


ここらへんに、日本の余裕の無さをダブらせて見てしまいます。
不寛容社会ってやつですね。
失敗したり、悪いことしたら何が何でも許さない。
謝ろうが賠償しようが絶対に辞めてもらうじゃ
人が育たないどころか、人がいなくなるんじゃなかろうかと思うんです。
政治の世界だけじゃなくて、巷でもいっぱい同じようなことが
起こってる気がしてならないです。
ネットで誤ったことをしたらどこまでも叩かれるような。
そこまで叩く必要がどこにあるのかと思うんです。
もちろん、緩すぎても不正が横行するのである程度は必要だとは思いますが
今は厳しすぎじゃないかなと思うんです。


そういうの作ってるのはテレビのコメンテーターのような気がしてしまいます。
揃いも揃って鬼の首取ったように色々と文句を述べていますが、見てて思うんですよね。
自分たちだって叩けば誇りが出てくるでしょうと。
人間、そんなに間違いを侵さないで生きていける人なんて居ないと思うんですよ。


今回の舛添都知事も、辞める時期を明確にして
給料いらないっていうのなら、選挙費用の50億使って子ども問題の対策でも
してもらったほうがよっぽど生産性があると思いますよ。
ここまで叩かれて同じことできるような感じの人ではないと思いますし。
それより、次、当選した人がまた同じことしないか1からまた調べて
監視するようがよっぽど手間のように感じます。
なんだか、色々と群集心理で損してるような気がしてならないです。


次回は何も悪い事してない人が都知事に当選してくれるといいですね。
そんな人が立候補するかどうかは別として。