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TBSの東京大空襲特集について

昨日、東京大空襲について番組がしてました。
石川光陽氏を中心に描いたドラマとドキュメンタリーで
構成されており、人の焼けた写真を
ゴールデンタイムに流すということで見た方は
強い印象が残ったのではないかと思います。


空襲については本当にひどい、アメリカを非難して
当然だと思います。
また、あのような空襲があったと言う事実を
知ることも教育の観点から見ても大変重要
だと思います。


ただ、一つ、違和感を感じたところがあります。
B-29に搭乗した兵に当時の写真を見せに行って
インタビューをしていたところです。
なぜ、今、その写真を見せに行ったのか。
あのドラマを見せた上では視聴者には
敵意しか生まれないでしょう。


兵というのは命令に逆らえない。
その上、戦争中のことです。
今、彼らにその写真を見せて謝罪させて
何が得られるのか。
彼らも、10万人を自らの手で殺したことぐらい
わかっているだろう。
それに悩まされてきたであろうと想像するのは
人がよすぎるだろうか?
今、責めるには一兵にあまりにも酷なように思う。
もし、責めるなら日米、特にあの空襲に関しては
指令であるルメイであるはずです。


あの場面は単に悪を作って視聴者を引き付けたかっただけではないのか
と勘ぐってしまうのは自分がおかしいのだろうか。


ただ、これだけは言っておきます。
アメリカの擁護をしてるわけではない。
これを書いている今でも悔しくてしょうがない。
あの空襲は許してはいけないし、忘れてもいけない。
もし、同じようなことをするというのならば
命を張ってでも止めてやる